とりあえずの状況

環境

VisualBox上だが,

  • Ubuntu 14.04
  • LLVM 3.6.2 (あんま調べていないたぶん最新版)
  • gccとか必要なソフトウェア類は最新版にしている.

この状況で
Writing an LLVM Pass — LLVM 3.8 documentation
のサンプルコードのPassをコンパイルした.

#include "llvm/Pass.h"
#include "llvm/IR/Function.h"
#include "llvm/Support/raw_ostream.h"

using namespace llvm;

namespace {
  struct Hello : public FunctionPass {
    static char ID;
    Hello() : FunctionPass(ID) {}

    bool runOnFunction(Function &F) override {
      errs() << "Hello: ";
      errs().write_escaped(F.getName()) << '\n';
      return false;
    }
  };
}

char Hello::ID = 0;
static RegisterPass<Hello> X("hello", "Hello World Pass", false, false);

コンパイルのコマンドを入力

g++ -g ./hello.cpp -c - o hello.o

この時, ヘッダファイルが見つからないというエラーが出た.(いまエラーファイルがないので, あとから付け足す予定)

回避方法として -IオプションをつけてLLVMをbuildしたときにできたヘッダーディレクトリ郡の絶対パスを付け足してコンパイルした.
そうしたところ, さらになんかでた.(これも後で付け足します.)

それにも, なんかオプションつけた(あとで(略)) 

その次に

g++ -g shared -o ./hello.so hello.o

で動的リンクをして共有ライブラリを作成した.

で, optコマンドを使って先ほどの共有ライブラリをロードしようと試みたが, "このファイルは動的リンクされていません"的なエラーが出力.
動的リンクができてないらしい.
fileコマンドをつかってしらべてみると, 確かにその旨を伝える部分が存在しない.

なんかいろいろ調べていたら, -fno-rttiをオプションとして付けなければならないらしい.
これをつけて実行したら動的リンクに成功.

最終的にoptコマンドでhello.cpp Passを動かすことができた.


一応今の現状はこんな感じです. 忘備録をつくっているのに

エラーとかコマンドとか

をメモる癖がないので, 非常にわかりにくいものとなってしまった.
なるべく次からは気を付けたいと思う.

それと, 毎日更新予定でいたが, あんまり進捗も産めなさそうなのでどうしようか悩み中.

気ままにLLVM系の英語のニュースでも訳そうかなって思っている.